Cyber MOLKKY / デジタルスポーツとは
What is Digital Sports

デジタルスポーツとは何か

「デジタルスポーツ」という言葉は、eスポーツと混同されがちです。実際には別のもので、身体を動かす競技に、センサーや表示技術を組み込んだものを指します。開発している立場から、何が変わるのかを整理します。

株式会社revot(筑波大学発ベンチャー)/2026-09-08 更新

eスポーツとは別のもの

eスポーツデジタルスポーツ
身体を動かすかコントローラ操作実際に投げる・走る・打つ
競技の実体コンピュータゲーム物理的な道具と空間
技術の役割ゲームそのもの判定・記録・演出の支援
会場画面の前体育館・広場・ホール

「テクノスポーツ」「スポーツテック」と呼ばれることもあります。呼び名は定まっていませんが、指しているものはおおむね同じです。

技術で何が変わるのか

1. 判定が自動化される

従来のスポーツで最も人手を要するのが審判と記録です。判定をめぐる争いも起きます。センサーが判定を担うと、この負担と争いが同時に消えます。

これは競技レベルの話だけではありません。学校の授業では先生が、イベントでは運営スタッフが、審判と集計から解放されます。その人手を、生徒への声かけや来場者対応に回せることが実務上は大きい。

2. 体力差を吸収する設計ができる

従来のスポーツは、多くの場合身体能力の高さがそのまま結果になります。これは競技として自然ですが、「全員に参加してもらう」場面では障害になります。

デジタルスポーツでは、得点方式や判定条件を設計できるため、能力差が結果に直結しない構造を意図的に作れます。Cyber MOLKKYの「ちょうど50点、超えたら25点に戻る」というルールは、まさに強く投げることが不利に働く場面を作り出しています。

3. 見ている側に伝わる

光と音による演出は、装飾ではありません。「今、何が起きたか」を観客に伝える情報です。得点が入った瞬間が視覚的に分かることで、競技を知らない人でも見て楽しめます。

導入が進んでいる場面

場面解決したい課題
学校の体育・クラスマッチ運動が苦手な生徒も活躍できる種目が欲しい
企業の社内イベント全員が参加できて、幹事も楽しめる出し物
自治体のイベント子どもから高齢者まで同じ場で楽しめるコンテンツ
商業施設・展示会足を止めてもらえる体験型のコンテンツ
福祉施設のレクリエーション身体の状態が違う方が同じ活動に参加できる

共通しているのは「年齢も運動経験も異なる人が、同じ場に集まる」状況です。ここでは従来のスポーツが機能しにくく、デジタルスポーツの設計の自由度が効きます。

株式会社revotが開発しているもの

弊社は筑波大学発のベンチャーで、センサー機器・ドローン・AIシステムの受託開発を本業としています。デジタルスポーツについては、デバイスと判定システムの開発を担当しています。

いずれもハードウェアからソフトウェアまで自社で設計しています。センサー、回路、基板、ファームウェア、通信、アプリ。デジタルスポーツは層をまたぐ問題が起きやすく、分業していると原因の切り分けだけで時間が溶けます。

開発のご相談について

既製品の導入だけでなく、新しい競技やシステムの開発もお受けしています。「こういう場面で使える競技が欲しい」「既存の競技をデジタル化したい」といったご相談は、スポーツテック開発のページもあわせてご覧ください。

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